- 現在のパチンコ屋に遠隔操作はないことを
その理由も含めて説明します - 遠隔操作のせいで負けたと考えるのではなく
正しい考え方を伝えます
長くパチンコをしていると
周りの人は当たっているのに
自分はいくら回しても当たらない。
なんで自分だけ？。
なんで今の演出で外れるの？。
自分だけ単発ばっかり。
遠隔されて自分だけ当たらないようにされているんじゃないのか？
一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか？。
僕は何回もあるよ
無意味に監視カメラをにらみつけて
「どうせ今日も勝たせてくれんのやろ？」
って思ってました(笑)。
おもちさんって
知れば知るほど
クズな一面出てくるよね。
（言えない…今日は当ててくださいって
カメラの前でお辞儀してたの言えない…。）
おそらく
こんな思いを持っていたのは僕だけではないはずです。
じゃあ
元パチ屋店長のワシが
結論から伝えるでー。
おお！
いらっしゃい！。
現在のパチンコ・パチスロに”遠隔操作”はありません。
但し昔はありました。
現在も台自体にメーカーが何か仕込むことができる可能性は
ないとは言い切れません。
例え現在遠隔操作ができたとしても
パチンコで負けた時に遠隔操作が原因であるとは思えません。
この記事ではその理由を説明します。
そもそもパチンコは
長く遊んでいると負けていくように設定されていることを知ってください。
パチンコ屋の遠隔操作の目的について考えよう
そもそも
パチンコ屋が遠隔操作したい時って
どんな時かわかるか？。
え？
連荘を止めたい時じゃないの？。
嫌いなお客さんを追い出す為に使う？。
どっちも
出来ないわけじゃないけど
不正解や。
パチンコ屋の遠隔操作は
お客さんからお金を搾り取る為に行われると思われがちですが
実際の使われ方は
店内で大当たりを頻発させたり
連荘を続けさせて目のくらむような出玉を出させ
お客さんに”この店は出る”と思わせる為に使う為のものです。
僕は知ってた。
（なぜなら前に元店長に聞いたから）
え？
じゃあお客さんに有利になることじゃない。
嘘だっ！
おいおい
ワシは事実しか言わんぞ～。
じゃあ
パチンコ屋目線になって考えてみ～。
パチンコ屋は遠隔操作を使えるならどうしたいの？
パチンコに行っていて
一度も当たらずお金が付きてしまった時
「何でこんなに回してるのに当たらないの？
遠隔操作で僕には当たらないようにしているんじゃないの？。」
一時顔認証システムというものがあると騒がれた位ですから
一度はこう思ったことがあるのではないのでしょうか？。
じゃあ
この遠隔操作で当たらなくすることで
どんなメリットとデメリットが店側にあるか
考えていくで～。
台が当たらない状態にする店側のメリットは？
- 利益が増える
- 嫌いなお客さんのイライラした所が見える
こんなもんじゃね？
…。
確かに
考えてみたら思いつかない。
でも利益が一番の目的でしょ？。
少し考えてみたらわかるのですが
店側が遠隔操作で当たらなくすることで得られるメリットは
利益が増える以外にありません。
じゃあ次は
遠隔操作で当たらなくした時の
店側のデメリットを考えてみ～。
台が当たらない状態にする店側のデメリットは？
- お客さんが離れてしまう可能性がある
- 遠隔操作がバレてしまう可能性がある
- 発覚するとお店が営業停止になる
- 発覚すると責任者は捕まる
すぐに思いつくだけでも
これだけあるわ。
お客さんが離れてしまう可能性がある
遠隔操作で当たらなくすることはできなくはないようです。
ですが
遠隔操作で当たらない状態の台を打っているお客さんはどう思うでしょうか？。
もう
いくら回したかわかんないよ
お金もなくなったし
なんで僕が打ったら当たらないんだよ
もうこんな店二度と来るか！。
こう思いませんか？
店側としてはお客さんにまた来てもらいたいはずです。
ですが
遠隔操作で不自然にお金を巻き上げてしまうと
逆にお客さんを失う事になりかねません。
わざわざ
お客さんを減らす可能性がある事を
店側も好んではやらんで。
遠隔操作がバレてしまう可能性がある
現在は一人一台スマホを持っている時代です。
パチンコ・パチスロ台についての情報も
調べればすぐに出てきます。
つまり
台が不審な動きをしたり
明らかにおかしい外れ方をすると
遠隔操作していることがバレる可能性があります。
それだけでなく
スマホでいつでも写真や動画を撮る事ができる為
何かしらの証拠が撮られてしまうかもしれません。
スマホでの撮影・録画を禁止している店もあるけど
その店でも普通に撮っている人はおるからなあ。
昔と比べると今は遠隔操作もバレやすいんじゃないかなとは思うで。
発覚するとお店が営業停止になる
遠隔操作をしていることが発覚すると
当然営業停止になります。
パチンコ店にとって
一日営業が出来なということは大損になる可能性があります。
これは大きい店であるほど言える事で
発覚すれば莫大な損益を出してしまう様なリスクを背負ってまで
遠隔操作をしようと思うでしょうか？。
僕が経営者なら
絶対やろうと思わないだろうね。
発覚すると責任者は捕まる
もちろん遠隔操作が発覚すると関係者は捕まります。
これだけの
リスクを負わないと遠隔操作はできないのに
得られるメリットは少しの収益だけ。
お客さんが増えれば
勝手に収益は増えるようにパチンコは設定されとるのに
お客さんが減る可能性を上げる要素すらある
こんなもん誰がやるか。（笑）
た…確かに。
言われてみたら
メリットとリスクが釣り合ってないよ。
つまり
遠隔操作を使って当たらない状態にするという事は
少しのメリットの為に
大きすぎるリスクを背負わなければいけないのです。
店側が遠隔操作で
台を当たらない状態にする可能性は
極端に低いと思うよ。
実際
遠隔操作があった頃でも
こんな使われ方はやらんと思うで。
つまり
遠隔操作されて負けたというのは
そもそも遠隔操作についての考え方が間違っていると言えます。
本来の遠隔操作の使い方
じゃあ
次は本来の遠隔操作の使い方を説明するで。
- 一斉に当りを頻発させてお客さんに出玉感を感じさせる
- 目のくらむような連荘をさせて出している所をアピールする
- 仕事帰りの時間帯など人が多い時に当たりを増やし
パッと見で出ていることが分かる状態にする
つまり
この店は出るって思わせるために
遠隔操作は使うんよ。
お客さんに
この店は出ると思ってもらうことで
客足が増え安定した収益を得ることが出来る為
昔は遠隔操作をやっていたパチンコ屋も少なくはなかった様です。
じゃあ何で
今は遠隔操作はないって言い切れるの？。
その話をするには
どんな方法で遠隔しとったかを話さんと説明できんで。
遠隔操作の方法
正確には
ワシは遠隔方法は一つしか知らんけど
同じ効果を狙って
やっとった事も一緒に話すわ。
モーニングとタイマー
モーニングは聞いたことある人多いじゃろ。
昔のパチンコの中には電源を落とす事で
高確率状態から始まる様作られている台がありました。
規制の緩かった時は
店員が当たった状態や高確率状態まで回して
朝オープンするという事もあったようです。
ワシも聞いただけで
見たことはないけどな。
この他にもタイマーと呼ばれる機能があった台があり
電源を入れた際にアタッカーに玉を入れると
1玉1時間として
入れた玉数分の時間後に当たりやすくできる
決まった手順を行う事でタイマーを設定させる機能がある台がありました。
これを使って人の多い夕方に
一斉に当たりを頻発させていたようです。
そんなの聞いたことない。
厳密には
これは遠隔とは言えないけど
やってることは同じやろ。
パチスロ5号機のサブ基盤 （アイス）
少し前に撤去されたパチスロの5号機
こいつにも
ちょっとした仕掛けがされた台があったのを知っとるか？。
5号機ってつい最近だよ？。
パチスロがパチンコ屋に入荷されるまでに
型式検定と言われる試験に合格しないと
パチスロは世の中に出すことが出来ないことを知っていますか？。
この
型式検定がどういうものかというと
パチスロ機を検定に持ち込み1万7千回転回します
その結果
出玉が出すぎていないか調査をするもので
この結果が基準値よりも下であれば
晴れてパチンコ屋に入荷できる手続きが進められる運びとなります。
メーカーは射幸性の高い台を出そうとすると
この型式検定に
なかなか通らずに困っとったんよ。
この型式検定を通過させるために作られたのが
「アイス」ってシステムや。
パチスロの5号機には
メイン基盤とサブ基盤が搭載されており
メイン基盤でもパチスロとしての動きを管理し
サブ基盤でナビの演出を派手にしたり足りない部分を補っている形で作られていました。
このサブ基盤に「アイス」を仕込むと
本当の出玉率より低い状態にすることができ
時間が経つと効力が無くなります。
この「アイス」を使って
型式検定の時には基準値を超えない挙動をさせ検定を通過し
パチンコ屋に出荷される頃には
本当のアイスが溶けたように
この「アイス」の効力は無くなり
本来の出玉率で稼働させるということをしている台がありました。
これはパチンコ屋じゃなくて
メーカー側が「この台は出る」
って思わせる為にやったことだから
パチンコ屋の不正ではないけどね。
まあ
高価は一緒や
お客さんから見たら
「あの台はめっちゃ出る」って思えるからな。
ぶらさがり
これが
唯一の遠隔操作が可能な方法やな。
どうやって
遠隔をするの？。
（めっちゃ興味津々やん）
このぶらさがりと言われる器具を取り付けられた台は
このぶら下がりに設定されている大当たり確立になります。
どういうことかというと
- アタッカーに玉が入る
- 1/318の確率で抽選を行う
- 当たり外れを画面に表示
- アタッカーに玉が入る
- ぶらさがりに設定されている確立で抽選される
- 当たり外れを画面に表示
つまり
1/318の台じゃろうが
ぶらさがりに1/99で設定しとけば
1/99で当たるようになるんや。
え？
でもこれ不正なのはわかるけど
遠隔操作じゃなくない？。
君頭の回転早いなあ。
なんで
パチンコなんかやっとんや。
これだけでは「ぶらさがり」も遠隔操作ではありません。
この「ぶら下がり」をコンピューターに繋げることで
遠隔操作が可能になります。
ぶらさがりがついとる台は
ぶらさがりが当たり外れを決めとるからな
コンピューターと繋げてやれば
当てたい時に当たりの信号を出せれるわ。
その逆もしかりや。
これは完全に遠隔操作だね。
これって今の台にも使えるの？。
使えると思うで。
やったことないし知らんけど。
じゃあやっぱり
今も遠隔ってあるんじゃあ…。
ないで。
お待たせさん
じゃあその理由を説明するわ。
現在のパチンコ屋に遠隔操作がない理由
現在のパチンコ屋に
遠隔操作がない理由は
めっちゃシンプルや。
現在のパチンコ屋が遠隔操作を行わないのは
大した利益にも繋がらないのにリスクだけが馬鹿でかいからです。
具体的に説明しようか。
- 台の入れ替わりが激しすぎる
- 発覚時のリスクが高すぎる
台の入れ替わりが激しすぎる
最初に説明した通り遠隔操作は出玉感を感じさせる為のもので
遠隔操作を取りいれるなら一島全てに入れる場合が多いのです。
その為昔は「海物語」に使われることが多く
新台入荷も多くなった為
一度導入すると3年間ほどは使用することが出来ていたようです。
ですが現在は海物語でも一年に1～2回は新台が出る為
その都度「ぶらさがり」の取り付けや
コンピューターの設定を行うとかなり高額な金額が必要となります。
この高額な金額を支払っても
その機種が流行るかわからんし
すぐに撤去される可能性もあるからな。
昔は確実に長く使えていたから
この方法も長く使えてたけど
今は1か月もしない内にお客さんが座らなくなる台もあるしな。
つまり
せっかく大金を払い遠隔操作を導入しても
台にお客さんが座らなかったり
すぐに撤去されてしまっては大した効果も期待できないのです。
今は毎週のように新台入荷があるからね
入れ替わりが激しすぎて
割に合わないし遠隔を導入しても
損することの方が多いと思うよ。
現代は遠隔操作を導入しても長く使えず
ほぼ確実に損をする
これが今のパチンコ屋に遠隔操作がない理由の一つになります。
発覚時のリスクが高すぎる
今説明した通り
遠隔操作を導入しても
発覚すると営業停止になったり捕まる可能性もあるんで？。
ほぼ確実に損をするのにリスクだけはでかい
普通に考えて今でも遠隔操作しとる店はただのアホじゃと思うで。
ハッキリ言うなぁ。
もしもお金を回収するために台を当たらない状態にする目的で
遠隔操作を行っている店があるのであれば
現在でも遠隔操作を行っている店があるかもしれません。
ですが
これだけ情報が飛び交っている現代で
遠隔操作でお金を回収しているお店にお客さんが集まるでしょうか？
パチンコ屋はお客さんの受ける印象が悪いと生き残ることはできないのです。
つまり
遠隔操作を導入しても
損をする可能性が高い上にリスクしかない
これが2つ目の理由です。
結論
- パチンコ屋が遠隔操作を行っていた理由は集客の為
- 今は大の入れ替わりが激しすぎて
大金をかけて遠隔操作を導入してもすぐに使えなくなる可能性が高い - 発覚時のリスクが高すぎる
これらの理由から
今のパチンコ屋に遠隔操作はないと断言するわ。
以上です裁判長。
意義なーし。
意義ナーシ。
い…異議あり…。
と…とりあえず意義を申し立てます。
はい
とりあえず意義は却下します。
今のパチンコ屋に遠隔操作はありません。
負けた際に遠隔操作を疑いたくなるのは分かりますが
遠隔操作をされたから負けたのではなく
パチンコは長く続けていると
負けるように設定されている遊びであるということを理解してください。
もしパチンコがやめられなくて困っているようなら
パチンコの具体的なやめ方とやめる為の考え方を
パチンコ・パチスロをやめる方法と知っておきたい考え方の記事で
まとめているから良かったら読んでみてください。
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